今回は、ムクドリの駆除の方法を解説します。
健康面や経済面の被害も大きくなることも。ムクドリの被害が小さいうちに、対策や駆除を行いましょう。
ムクドリとは?駆除や対策に役立つ基本情報
体調は18cm〜24cm程度、グレーがかった体色で、頭部や腹部は白色の部分もあります。くちばしと足がオレンジ色です。
かつて、ムクドリは里山や雑木林に巣を作る習性でしたが、都市開発が進んだためビルや一般の住宅にも巣を作るようになりました。夜行性で電線や樹木に大群で集まります。
そのため、ムクドリの被害が増加しており、ムクドリの駆除が急務です。
ムクドリの群れによる被害内容
以下で、4つの被害内容を解説します。
ムクドリの糞尿による悪臭や汚染
大群がねぐらに集結するため、樹木の場合は糞だけでも数pにもなります。悪臭と共に、ムクドリの羽がたまるので周辺住民にとってとても不快な現状に。
歩道のほか、住宅街であれば車、屋根、雨樋、テラスなどにこうした被害が発生します。
ムクドリの鳴き声による騒音
群れの数は、数千、数万羽になる場合もあり、大きな騒音問題となっています。
夜間に長時間の騒音に悩まされるため、寝不足やストレスの要因にもなっており大変深刻な事態です。
ムクドリによる果樹園や畑への食害
雑食のムクドリは、果実や穀物なども好みます。食欲旺盛で、まとまった数で食べるため農作物を荒らしてしまいます。せっかく育てた農作物が台無しになることも。
ムクドリの対策費が上乗せされたり、ネットを被せるなどの手間がかかったりします。
家屋にムクドリが巣作り!感染症やアレルギー
特に、ムクドリは繁殖期になると人家に巣作りをすることも多くなりました。屋根や戸袋、ベランダ、室外機の裏など、とても狭い場所でも選びます。
ムクドリの巣から発生したダニや細菌が、室内に入り込むことで、感染症やアレルギーに悩まされる方もあり健康面に深刻な影響を及ぼしてしまうのです。
自分で行うムクドリの駆除方法
ムクドリの駆除ができる根本的な方法は、残念ながら特定されていません。
ただし、自分でできる駆除を試す価値は充分あります。
●剥製や鳥型のかかし
●網で侵入対策
●バードスパイク(防除アイテム)を設置
市販の駆除グッズをいくつか併用してみると良いでしょう。
一時的な解消になる場合もあります。
ムクドリ以外のイノシシやシカなどほかの野生動物も逃げるはずです。
周辺環境を変えることで、ムクドリが来なくなる場合も。
ムクドリは鳥獣保護管理法で保護対象【注意】
しかし、ムクドリは「鳥獣保護管理法」によって保護されており、狩猟鳥とされています。したがって、行政の許可なく駆除・狩猟してはいけません。
ムクドリを駆除するには、以下の2つが必要です。
ムクドリの駆除を業者に依頼
特に、巣を作っている場合、高所作業であり危険を伴います。また、卵を産んでいる場合は鳥獣保護管理法が優先されるので撤去ができません。
深刻な被害があるなら、専門業者に依頼をするのが確実です。
ムクドリの駆除を業者に依頼した時の費用相場
ただし、作業範囲や巣の位置や数、被害状況などで費用は変動します。
駆除の費用目安として知っておくと、業者の見積もりを比較する際にも役立つはずです。
ムクドリの駆除も便利屋へお任せください
一刻も早く駆除を希望している方は、24時間365日対応可能なのでまずはご相談ください。お見積りは無料です。