セルフネグレクトを放置すると、孤独死の危険性も。
ただ、面倒くさがり屋と性格上のものと判断されがちですが、セルフネグレクトは怠けているわけでありません。セルフネグレクトの言葉は知っていても、正しく理解している方は少ないでしょう。
そこで、本記事ではセルフネグレクトの状況、原因、解決方法をご紹介します。
いつ自分や家族、友人などで起こるかもしれないセルフネグレクトについて、理解を深めましょう。
セルフネグレクトとは?

●セルフネグレクト=「自己放任」
つまり、自身の生活への意欲を消失している状況に陥っていることです。こうした状況になると、部屋の清片付けや掃除などを行わなくなるばかりか、入浴、歯磨きなどもしなくなります。
部屋は、荒れ放題となりゴミ屋敷化することも珍しくありません。
生活への意欲が失われることで、自身の健康や安全も脅かされてしまいます。
セルフネグレクトの原因
ここからは、主な4つの原因をご紹介します。

掃除や片付け、料理など生活に必要な行動が、病気のために億劫になってしまい、だんだんとセルフネグレクトになる経過をたどることもあります。

いじめや過労、身近な人の死などから心に傷を負うと、うつ病や精神疾患になってしまい、片付けや掃除などができなくなります。
同様に、認知症でも同じ状況になることも少なくありません。場所の感覚、要不要の判断力も低下するために、自分で判断をするのも難しいです。

失業や家族の病気、死別などから孤独となり、精神的な負荷がかかり続けてもよりどころとなるものがなくなります。
一人暮らしにセルフネグレクトが多い傾向にあるのも、こうした社会的な原因が影を落としています。

栄養面をしっかり管理できない、病気になっても受診できないなどだと、身体的な原因を招いてしまうことにもなり兼ねません。
セルフネグレクトは高齢者に起こるもの?

少子高齢化により、一人暮らしの高齢者も神奈川県でもかなりの割合を占めています。
こうした社会的背景から、セルフネグレクトになる高齢者は多くなっているわけです。
一方、20〜30代の若い世代でもセルフネグレクトになるケースも増えています。
女性の非正規労働者は、男性の2倍と男女の格差は顕著です。高齢者の場合と原因は異なりますが、経済的な問題から、セルフネグレクトになる可能性も。
若い女性は、身だしなみへの関心が高いことから、自宅での生活がすさんでしまっているのに気づきにくいケースもあります。
セルフネグレクトになる可能性は、世代を問わずあると考えておきましょう。
セルフネグレクトを解決する方法4つ

ここからは、一般的な解決方法をご紹介します。
病気の治療を受ける
相談窓口を利用する
各種相談窓口へ、思い切って相談をしてみると解決策が出てくることも少なくありません。
孤独の状態から、コミュニケーションをとるためのアクションを起こすのが重要です。また自らでは判断できない認知症患者の場合は、周囲が生活支援やデイサービスなどの利用を検討する必要もあります。
病院を受診するほか、地域包括支援センターへ相談をしてみるのがおすすめです。
部屋を片付ける
家族や友人などに話し、手伝いをしてもらえないか相談をしてみましょう。
最寄りで相談ができない場合には、片付け業者や不用品回収業者などに依頼する方法も有効です。
片付けや掃除が思うようにできない現状を改善するきっかけになります。
原因を取り除くために環境を変えてみる
仕事の劣悪な環境でストレスになっていれば、休職や転職を検討してみるのも良いでしょう。
病気のために、身体が思うように動けないならまずは治療に専念してみるのもおすすめです。
環境を変えることで、精神的に落ち着くこともあります。
セルフネグレクトで部屋の片付けを検討しているなら
そんな時には『便利屋お助けマスター神奈川店』へ、お気軽にお問い合わせください。
●片付けを依頼するのも恥ずかしい状態
●ゴミ屋敷化しているかも?
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